
奈良学園前藤ノ木台美容室 DRESS CODE(ドレスコード)中津です。
7月になりました。
毎日暑いですね。日差しも強烈で日焼け止めをつける事が必須となってきています。
私も4歳になる子供がいるので、外遊びを一緒にする際には日焼け止めを使用しています。
目次
なぜ紫外線を浴びるとダメなのでしょう
紫外線はお肌の表面とお肌の深い所に影響を及ぼす為です。
主に影響するのはお肌の、シワ、たるみ、乾燥、メラニンが生成されてシミができます。
紫外線には種類があります
紫外線にはUVAとUVBがあり、(UVCもありますがオゾン層で吸収されるので地表には届かないとされています)
UVAは春先に多く降り注ぐ紫外線で、
肌の奥の真皮に作用してシワ、たるみを誘発します。
UVBは夏に多く降り注ぐ紫外線で、
肌の表面に近い表皮に作用してシミ、ソバカス
を誘発します。
この様な理由で若々しいお肌を保つ為に紫外線予防が必要です。
市場にはさまざまな紫外線予防の化粧品が販売されています。
日焼け止め化粧品の種類は2タイプあります
紫外線吸収剤タイプと紫外線散乱剤タイプです。
この2種類の違いは何でしょうか?今後選ぶため参考にして頂きたいのでこれから解説していきます。
どこでも気軽に購入できる日焼け止め化粧品には紫外線吸収剤成分として配合している場合が多いです。
紫外線吸収剤の特徴
安価な物が多い為です。安いのはメリットととれますね。
しかし肌への負担と刺激性があります。
成分が紫外線を皮膚の表面で吸収して化学反応を起こす為肌への負担と刺激性があります。
紫外線吸収剤は近年はハワイ、パラオではサンゴへの悪影響から使用不可となっています。
成分
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
オキシベンゾン
アボベンゾン
紫外線散乱剤の特徴
吸収剤配合成分に比べて高価になります。
紫外線を肌の奥に作用させずに反射拡散させるので肌への刺激は少なく敏感肌の方には良いです。
光安定性が高く、長時間紫外線を浴びても安定しています。
成分
酸化チタン
酸化亜鉛
SPFの解説
SPF(Sun protection factor)数値の最大は50です。
数値の意味
どれくらい長くUVBが防げるか
日焼け(炎症や赤み)を防ぐ
SPF1🟰20分
SPF10🟰200分🟰3.3時間
SPF30🟰600分🟰10時間
SPF50🟰1000分🟰16.6時間
1年を通して16時間も紫外線を浴びることほとんどないと思います。SPF30でも多いくらいでは?
海外の白夜がある地域にいない限り日本ではそこまでの数値は必要ないのでは?と個人的には思います。
PAの解説
PA (Protection Grade of UVA)「+」の数で効果の程度を示し、「+」が多いほどUVAを防ぐ効果が高いとされています。
最大++++です。
数値の意味
UVAの防止効果の高さ
シミ、シワ、たるみなどの光老化を防ぐ
++++を100%とした時
++は50%
+は25%
SPFとPAの数値が高いほど、肌への負担も大きくなる傾向があるので、日常生活では、SPF30程度でも十分な効果が得られますよ。
朝つけた日焼け止め化粧品は夜には必ず落とし切らなければなりません。
数値が高いほどウォータープルーフタイプで水を弾きます。
洗顔でも落ちにくいのでジェルクレンジングで落としてから洗顔しましょう。
たくさんある日焼け止めの中から自分にあったものを選ぶのは難しいですが、上記を参考にしてみてください。
今回はお肌の日焼け止めの解説をしました。『髪の毛の日焼け止めはどうなの?』という質問にもお答えする解説を次回いたします。
日焼けを気にしすぎても楽しく外で遊べないので、うまく使い分けて肌老化を適度に遅らせていくと良いでしょう。
それではまた!