奈良学園前藤ノ木台美容室 DRESS CODE(ドレスコード)中津です。
オイルと名のつくケア商品多くありますよね?
そんなオイルも間違った使用法をすると髪や肌に悪影響をもたらします。
化粧品のオイルもヘアオイルも含めてですが髪の毛を中心のお話となります。
この記事を読むと
- オイル の種類がわかる
- オイルの効果メリットデメリットがわかる
- 正しい使い方がわかる
インスタグラムやネットランキングで良さそうなものが出る度に買っていませんか?
オイル選びは商品が多すぎて難しいと思いますが、この記事を読み終えた頃には解決できますよ。
目次
オイル の種類
- ①洗い流さないトリートメントのオイル
- ②仕上げにつけるスタイリングのオイル
- ③シャンプーに含まれるオイル
- ④スタイリングオイルスプレー
どれかは使ったことはあるのではないでしょうか。
ヘアケアとしてのオイルはマゲを結う文化のあった江戸時代ころからあります。原料は主に植物油、鉱物油、合成油からできています。
植物が良いだろう、合成は良くないではなく、バランスの良いものがよいです。
時代と流行りによりオイルをつけると良いというイメージが先行しています。
濡れたツヤのある仕上がりやアイロン前に髪の毛を保護する目的だったりします。
オイルの効果メリットデメリット
ヘアケアには瞬間美容と継続美容があると思います。
オイルのメリットは瞬間的に綺麗になる事です。
デメリットは髪や頭皮肌に残ると時間と共に酸化してしまう事です。
油が酸化すると臭いの原因、熱やけ、髪が硬くなる、ダメージ進む、紫外線の影響を促進してしまいます。
美容室目線では油が残っているとサロンでするカラーパーマ縮毛矯正の仕上がりに影響が出できます。
正しい使い方
カラーや縮毛矯正をかけた髪にオイルをつけて髪が喜ぶものなのかを正しい使い方を今からお伝えします。
つける前の段階からご説明いたします。
付けたら綺麗に優しく落とす、メイクと同じです。
綺麗に落とさないならオイルは付けないほうがマシです。
髪につけたオイル落とし切れずに1日おくと酸化していきます。
ポリューションケアをご存知でしょうか?
ポリューションとは、大気汚染物質(花粉、PM2.5、黄砂、排気ガスなど)のことを表します。
それをケアすることをポリューションケアと言います。
- 最近の地球環境は昔と異なり近年大気汚染が深刻化しており、肌や髪への影響が懸念されている
- 汚染物質が肌の炎症、乾燥、シワなどの原因となることが分かってきている
- 花粉やPM2.5などの微粒子は、肌や髪に付着しやすく、ダメージを与えやすい
酸化する前、ポリューションを落とすことが大事です。ヘアケアではシャンプーになります。
オイルの話なのにシャンプーの話になってしまうのですが、『落とす』と『付ける』はセットなので。
シャンプーは2回洗える洗浄力のもので優しく髪や頭皮によいものを使用しましょう。
強すぎるシャンプーは髪や頭皮に必要な保湿成分も落とすからです。
オイルを落とすのにオイル成分が多く入っているシャンプーも存在します。それは好ましくありません。
シャンプーの目的は洗い上がりが何もついていない状態にする事。いわゆる『すっぴん』にする事です。
美容師をしていると髪の毛や根本にたまって酸化して取れない状態の髪の毛を見る事があります。
比較的若い世代で多く感じます。時代と流行りによりオイルをつけると良いというイメージが先行しています。
プロからオススメされた訳でなく、ドラッグストアやネットの評判で購入して使い方と量、
その様な頭は少し油臭い匂いがして根本から油っぽく光っています。そして乾きにくい事が多いです。
落とし切れずに上から重ねて重ねて、もう膜がはっているのに、正しい使い方を教えてもらってないからまた付ける。
オイルを付ける事をやめて、正しいシャンプーをしましょう。
オイル全てが悪いわけではなく、良いオイルもあります。バランスの良い商品なら大丈夫でしょう。
最後に、オイルに頼らなくても綺麗な髪を目指せば、落とすことも簡単で良い循環になって、頭皮も髪も健やかになっていきますよ。